「好きな人には好きって伝えるんだーー」
——「千の夜を越えて」(Aqua Timez)
最近、この歌詞の重要性を日に日に感じています。
照れくさいけど、言葉は声に出さないと伝わらない。
今回はこのことについてお話させていただきます。
「想い」は伝わる。でも「好き」は伝えてこそ。
「大切な思いは言葉にしなくても伝わる」――私はずっとそう思ってきました。
たしかに、それは間違いではありません。
でも、「好き」という気持ちは少し違うと思うのです。
どんなに心ではわかっていても、「好き」という言葉はもらわないと不安になります。
これは、仕方の無いことです。
今日伝えた「好き」という言葉は、明日には色褪せてしまいます。
たとえ想いは変わらなくても、言葉は時とともに新鮮さを失ってしまう。
だからこそ、“今”の気持ちは“今”伝えていきたい――そんなふうに思うようになりました。
伝えてわかった、小さな幸せ。
私は、常日頃「好き」と伝えることを意識しています。
「好きだよ」って伝えると、妻がとても嬉しそうに笑ってくれて、「好きだよ」って返してくれて、
とても、とても温かい気持ちになりました。
その幸せをいつまでも続けていたいから、これからも「好き」と伝え続けたいです。
もちろん、毎日完璧に伝えられるわけじゃありません。
言いそびれてしまう日もたくさんあります。
ときどき「足りない」って言われて、言えなかったことを申し訳なく思う日もあります。
でも、やっぱり「今」の気持ちは「今」伝えることが大事なんだと、日々実感しています。
みなさんは大切な人に“好き”って言葉、最近伝えましたか?
たまには素直になってみるのも、きっと悪くないと思います。