「毒親」とは?育った経験から見える毒親の正体と特徴

気持ち・考え方

今回の記事は「毒親」についてです。私もいわゆる毒親育ちで、少しでも同じ毒親育ちの方の力になればと思い、今回の記事を書きました。よろしくお願いします。※身バレ防止のため、エピソードにはフェイクが入っています。ご了承ください。

1.毒親とはなんぞや

そもそも「毒親」とは何なのか? ネットで調べてみると、「子供に重圧を与える」「親の都合を優先する」親のことを指すようです。子供の立場から見ると、まさにその通りです。口では「子供への愛情」を語りますが、実際には常にプレッシャーをかけてきます。何か失敗すれば「お前はやっぱりだめなヤツだ」と言い、頑張って成功しても「これぐらい当たり前」と言ってきます。ここで厄介なのは、親が自分の気分や状況によって褒めたり、批判したりすることです。褒められたと思った翌日には180°意見が変わり、突然批判されることも。やっと褒めてもらえて、自尊心が少し満たされたと思ったのに、それはすぐに粉々になってしまいます。結局のところ、毒親にとって最も大事なのは子供のことではなく「毒親自身」なのです。

2.典型的な毒親エピソード:学生時代編

それでは、私自身の毒親エピソードを紹介します。毒親の特徴の一つとして、「勉強」に関する強要があります。「勉強したいのにさせない」「好きでないのに過剰に勉強を強要する」など、さまざまなタイプが考えられますが、私の親は「勉強の時間」を強要するタイプでした。机に長く座っていればいるほど良いという考え方です。確かに受験前などはその考えに一理あるかもしれません。しかし、私の親の場合、テスト前でもないのにとにかく私が机に座って勉強していなければ気が済まないのです。私にも「集中力」というものがありますが、親は休憩を一切許しません。少しでも休憩しようものなら、烈火のごとく怒り出し、1時間ほど怒鳴られます。「この時間、勉強できるやん」とツッコんでも、全く通じません。

また、「時間を強要する」ことに関しても、気分次第で意見が変わります。例えば、テレビで「だらだらするのは効率が悪い!」という特集が流れると、急にその意見に賛同してきます。「いつも頑張ってて偉いね」「ちょっとは休憩したら?」と言ってきます。昨日、ブチ切れていたことはすっかり忘れているようです。理解できませんよね。ちなみに、翌日になるとまた意見が変わり、再びキレるのです。

勉強を教えてくれと言うと、「こんな問題も分からないの?」「恥ずかしい」と責めてきます。なぜか?実は、私の親は勉強が全くできないからです。「自分ができない」ということが嫌なので、私に責めることで自分の劣等感を隠しているのです。結局のところ、親にとって最も大事なのは自分自身、ただそれだけなのです。

3.終わりに

今回は「毒親」についての解説と、私の毒親エピソードをお話ししました。もしよろしければ、次回も引き続き私の毒親エピソードをご覧いただければと思います。少しでも共感していただけたなら嬉しいです。